昨日は産創館主催のセミナー
 「デザインを変えるとこう変わる!競合と差をつけるためのビジュアルブランディング 」

について学んできました。

私はきれいなデザインを見ることが好きで、まずは良いデザインを真似てアレンジするなど、自分なりにデザインについて考え自身のポーセラーツ作品やWebサイトにも取り入れてきたつもりです。
ですが、

  • デザインとは?
  • 正解のないもの・・どうやって学ぶの?
  • デザインが大事なのはわかるけど、結局何を基準に決めたらいいの?!

など、掴み所のないふわっとした疑問がずっとありました。

昨日のセミナーでそれがスッキリ解決したので、今日はその備忘録を書きたいと思います!

なぜデザインが必要?!

インスタ映えという言葉が定着しているように
人を惹きつけ興味をもたせ、商品の購入、サービスの販売につなげるのは
いかに視覚的なものが重要かがうかがえます。

しかし、さらに経営においてデザインがいかに重要かということは
経済産業省のホームページにも記載されている内容を読むと、より納得がいくと思います!

こちらは、その経済産業省・特許庁による「デザイン経営」宣言のサイトです↓

いろいろと小難しそうなことが書かれていますが、要は

デザインを経営の中心戦略として取り組みましょう!

ということです。

「規模の大小を問わず、世界の有力企業が戦略の中心に据えているのがデザインである。
一方、日本では経営者がデザインを有効な経営手段として認識しておらず、
グローバルな競争環境で弱みとなっている

— 経済産業省。特許庁による『デザイン経営』宣言より引用

経営者こそがデザインを経営手段として取り組むべきなのに、
現状は一番後回し。。

売り上げが上がったらデザイナーに発注してみよう、もう少し余裕ができたらホームページに力を入れてみよう、など、デザインを最優先にする経営者はほとんどいないのです。

逆に起業準備の段階でそれができている経営者は、すでに他との差別化ができているということですね!

デザインとアート

セミナー講師の株式会社アバランチ代表熊本さんは、今までに多くの経営者さんにデザインの大切さを伝えてこらましたが、みなさん口を揃えて

「デザインが大切なのははわるけど、絵画や芸術品をみてもよくわからない」

とおっしゃるそうです。

そもそも、デザインとアートはどのような違いがあるのでしょうか?

デザイン

  • 課題を解決するもの(情報や目的を伝える)
  • 客観的
  • 実用的なもの
  • 理解しやすいもの
  • 動機をあたえるもの

アート

  • 自己表現
  • 主観的
  • インスピレーションを与える
  • 解釈されるもの
  • 万人に理解されなくても成り立つ

ご覧のとおり、デザインとアートはまったくの別物です。

また、アートは先天的な感性も必要ですが、デザイン力はだれでも鍛えることができるのです。
詳しくは後述しますが、

多くのデザインを見る→良いところを見つける→分析する

などを繰り返すことで、デザインの良し悪しもわかるようになります。

どうやってデザインを取り入れるのか?

では、実際にどうやってデザインを自身の事業に取り入れれば良いのでしょうか?

「デザイン」と「経営」の本質的な共通点を探っていきます。

言語化と切り捨て

例えば一つの商品のPRをする場合、
商品ができたストーリー、機能性、商品のデザイン、特徴、ターゲット層・・・ets
などを全て書き出し、そこからより必要なものだけを抽出し、あとは全部切り捨ててしまうこと。

その絞り切った抽出物を

視覚的に表現すると → デザイン
文章で表現すると → キャッチフレーズ
文脈で表現すると → ビジョン

となる。
ということは、自身の事業や商品をいかにうまく言語化するかということが大切になってきます。

思い込みや先入観を捨てる

お店や会社のロゴをコンペとしてデザイナーに発注され成果を出されている方もいる一方で、
「結構な金額を掛けてデザイナーにロゴを作ってもらったけど、いまいち効果がでない」
という発注者さんも多いようです。

成果を出すロゴを作ってもらえる人もいれば、成果が出ない人もいる

そこにはどのような違いがあるのでしょうか?

成果がでないのはデザイナーのセンスがないから?!

結論からいうと、ロゴを作り替えても成果がでないのは
「 発注者側に問題があります! 」

私は最初これを聞いたとき、デザイナーの言い訳にしか聞こえませんでした。
しかし、理由を知って納得!

発注者自身が事業や商品の特徴を言語化し、きちんと伝えることができて先入観や思い込みを捨てていれば、誤った選択、すなわち効果のでないロゴデザインを採用することはないのです。

思い込み・先入観とは?

ではきちんと商品や事業の特徴を言語化でき、デザイナーに伝えることができれば、効果の出るロゴを採用することができるのでしょうか?

答えはNoです。

足かせになっているのは、思い込みや先入観です。

たとえば私はポーセラーツサロンを運営していますが、

ポーセラーツ = 華やか
ポーセラーツ = おしゃれ

などという先入観や

ポーセラーツ = 可愛く魅せなければいけない
ポーセラーツ = 優雅なイメージで表現しなければいけない

という思い込みをもっていたら
み〜んな同じようなサロン、差別化できないサロンばかりになってしまいます。

デザイナーから上がってきたロゴをみて、先入観をもったままのイメージのロゴを採用してしまうと
結局はデザイナーに発注する意味さえなくなってしまいます。

イメージと違うロゴを提案されたら、自分が言語化したものと照らし合わせてみて
なぜこのデザインになったのか?をデザイナーさんに聞いてみると良いかもしれませんね!

そこから新たなストーリーも生まれ、売れる商品・発展する事業が生まれる。

お金をかけて外注すれば良いものができるわけではなく、発注する側もある程度の知識を持っておく必要があるのですね!

デザイン力の鍛え方

では、デザイン力はどのようにして鍛えれば良いのでしょうか?

答えは・・・

大量のデザインをみること!です。

自分が良いと思うデザインをみて、良いところを5~10個見つける。
毎日電車でみる同じ広告であっても、昨日は気づかなかった良いところが見つかるはずですし、
目にするものすべて、良いところを見つける癖をつけると、デザイン力は上がるのだと言います。

例えば、自分が愛用しているもののよいところを見つけて、どう言ったところが良いのかを
具体的に言語化してみる。

私の手元に普段愛用しているフリクションボールペンがあるので、その良いところを挙げてみます。

  • 落ち着いた色でシャンパンカラーがおしゃれ
  • 消す部分がボディと一体のキャップで隠れていて洗練されている
  • ロゴが小さくシンプルで上品
  • 全体的にシャープでかっこいいイメージ
  • 高級感があってビジネスでも使える
  • シャンパンゴールドで男女どちらでも使えそう

などなどです。

上記のようなことから、商品のターゲット層、使用シーン、好みの傾向などが絞り込まれます。